食品製造の衛生管理で一番大変な事は何ですか?
「食品製造の衛生管理を保つ大変さ」
感染症や異物混入など、さまざまなリスクがある食品製造の現場では、衛生管理の徹底が何よりも大切です。清潔でクリーンな環境を維持することはもちろん、あらゆる工程での食品のチェック、または従業員の健康管理と、やるべきことはたくさんあります。そんな中でも、もっとも大変な衛生管理とは何でしょうか?食品製造にたずさわる方々にアンケートを取り、その結果から食品会社の課題や、今後の対策について探ってみたいと思います。アンケート結果
Q:食品製造の衛生管理で一番大変な事は何ですか? 1位:手洗い 56% 2位:健康管理 19% 2位:賞味期限の管理 19%第1位:手洗い
- 従業員に1時間に1回はクリーンタイムを設定し手洗いを徹底させている。(東京都・48歳・男性)
- 食品など口にするものに触れることが多いので、手洗いは大切だと思います。(兵庫県・36歳・女性)
- 徹底して行わないといけないが、従業員個人次第でもあるから(東京都・33歳・女性)
- 普段のなにげない手洗いは軽く考えがちだが一番大切である、なぜなら直接食材を触るからである。(愛媛県・57歳・男性)
- ドアノブなどでも菌が媒介するので、作業をしていなくても定期的な手洗いは欠かせません。(三重県・35歳・女性)
- 製造現場を清潔にしておいても職員が外部から菌を持ち込んでは意味がない。(広島県・33歳・女性)
第2位:健康管理
- スタッフの体調管理は研修などをして力を入れています。(茨城県・44歳・男性)
- 体調が悪化すると、接客態度や能率に影響が出るので。(北海道・35歳・女性)
- 毎日、スタッフ1人1人の体調を把握するのは困難だから(宮城県・36歳・女性)
第3位:賞味期限の管理
- 賞味期限切れの材料を使わないことが大切です。(大阪府・45歳・男性)
- 「まだいいかも」という甘えが後々大変なことになるので、賞味期限は守るようにしています。(岐阜県・42歳・男性)
- 材料などを使い切らないまま保管していて、危ないことが何度かあった。(福岡県・30歳・女性)
コメント