検便で一番出やすい陽性の菌と対処法
飲食店にとって気になる菌とは?
万が一、おいしい食事をサービスする飲食店で食中毒騒ぎなどが起きれば、業務停止の可能性が高いです。もしくは、閉店といった最悪の事態もありえるでしょう。食中毒を未然に防止するためにも、従業員のこまめな検便は欠かせません。そこで今回は、全国の飲食店を対象に「検便の結果で1番気になる養成の菌はどれですか?」という問いに答えてもらい、そのアンケート結果をまとめてみました。どれも飲食店にとっては天敵ともいえる存在。気になる第1位は、例年マスコミを騒がす“あの菌”でした。アンケート結果
Q:検便の結果で一番気になる陽性の菌はどれですか? 第1位:ノロウイルス 72% 第2位:サルモネラ 21% 第3位:カンピロバクター 7%第1位:ノロウイルス
「やっぱり怖いノロウイルス」- ノロウイルスが原因菌で食中毒になるとマスコミでも話題になって、経営を継続出来なくなるので。(広島県・45歳・男性)
- 感染者が重篤な症状になることもあるうえ、感染力もあるから(宮城県・男性・36歳)
- これは隠れウィルスもあるので発症をしていなくてもなることがあるから手ごわいです。(神奈川県・37歳・女性)
- カンピロバクター程度では死者は出ないが、ノロウイルスは死者が出るから。補償しきれない。(愛知県・35歳・女性)
- ノロウイルスが従業員の間に蔓延して、臨時休業をした経験があるから。(京都府・33歳・男性)
- 従業員が下痢などをしている場合には特に注意をし、事前に連絡をしてもらうように心がけています。(岡山県・39歳・男性)
第2位:サルモネラ
「飲食店に出る菌と言えばやっぱりこれ」- 食材に最も付着する可能性が高いのはサルモネラ菌です。食材の期限や温度管理、手洗いの励行を徹底しています。(東京都・30歳・女性)
- 卵は最もよく使う食材なので、サルモネラ菌が陽性かどうかは最も気になります。(埼玉県・33歳・女性)
- サルモネラ菌は発生すると業務停止しなければならないので注意している(北海道・29歳・男性)
第3位:カンピロバクター
「鶏肉&海鮮で注意すべきはこの菌」- お肉を切ったまな板を洗剤できちんと洗ってもカンピロバクター菌がいると聞いたので気を付けています。(愛知県・28歳・女性)
- 鶏肉を中心に扱っています。過去に従業員の間でまかないによるカンピロバクター食中毒が流行ってしまったこともあって、非常に苦しい経験をしたのでとても敏感になっています。(埼玉県・32歳・男性)
- どの菌も警戒します。でもカンピロバクターが海水に存在するとのことで、海の魚を扱う店では一番気にするはずだと思います。(埼玉県・38歳・女性)
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